大嶺山登拝から
7月1日、奈良県吉野郡修験道寺院、大峰山寺に登拝してきました。
大峰山寺は(女人禁制)を守り続ける修験道の聖地です。
1700メートル級の登山の長時間歩き、厳しい行場体験などはクタクタになりましたが、山伏が普通に歩き、ほら貝が鳴り響く異世界体験は困難に立ち向かう忍耐力と最後まで貫く信念を教えてくれました。
近辺の小学校では大峰山登拝することが一人前の男になると言われているそうです。
また普段は考えることのない命の姿にも思いをはせました。
私達個人に宿る命は人間の推し量ることができない大きな宇宙の営みによって与えられたものであり、僕たち個人の命はいつか宇宙の中へ帰っていくのだろうと山伏が教えてくれました。