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いじめ「覚えてない」に激高 被害児童の父が殴打

今住んでいる石川県でいじめニュースがあった。
いじめられた子の父親が学校に乗り込み、いじめた子を殴ったというニュース。
父親の気持ちが分かり過ぎるだけに辛い。
『石川県内灘町の小学校で10月下旬、長女がいじめを受けたとして訪れた50代の父親が、同級生の男児の顔を殴ってけがを負わせていたことが分かった。
町教委などによると、10月27日の1限目の授業中、父親が突然教室に姿を現した。「いじめを受けている子どもの気持ちをわかってほしい。子どもたちに話をさせてほしい」と申し出、担任の了解を得て教室に入った。
父親はいじめを問いただそうと複数の児童に迫り、「覚えていない」と答えた男児に激高。担任の制止を振り切り、顔をこぶしで6回殴った。男児は鼻血を出し、病院で手当てを受けた。学校は保護者説明会を開き、事情説明した。
 学校によると、いじめを受けたとする女児は一学期末に登校すると、自分の机が前後逆向きになっていたことなどを理由に、二学期から約1カ月不登校になった。
母親が終日教室の後ろで見守ることで10月17日に学校に戻ったばかりだった。
 父親は本紙の取材に対し「(男児が)憎かったわけではなく、学級のいじめ解決のためにやむなく殴った。担任の対応や学校の調査に強い不満があった。子どもを殴ったことは申し訳なく思っている」と話している』
子供は親の宝物だ。
大切に育ててきた我が子が、日に日に元気をなくし、大好きだった学校に行かなくなっていく様子は親としてはどんな心境だろうか。いじめられた現実を知ったとき、どう思っただろうか。
その怒りを学校側がどこまで理解できていたんだろう。
何故こんな大事件になるまで放置されていたんだろう。
たぶん学校側も子供たちも、そして被害者の家族も、今いたたまれない心境にあるんだろう。
いじめ問題は根本の部分から考えていかなくきゃいけないんだと思う。

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