About 2007年04月

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2007年04月 アーカイブ

2007年04月01日

路上から見えた日本の未来

2006年秋~2007年春までの約半年間に亘り
渋谷の路上で「自殺反対、いじめ撲滅」というテーマを掲げ叫んできた。
今の感じている素直な気持ちを正直に表現したいと思う。
寒い中にも関わらず立ち止まって見てくれた人たちに改めて感謝したい。ありがとう。

淡々と歩き続ける人、立ち止まる人、笑う人、睨みつける人、
無言のまま見続ける者、写メを取る人、一緒に歌う人、マウンテンポーズをする人…
ホント数え切れない人々を路上から眺め改めていろんな人達がいるのだなと実感した。

その中でも一貫して飛び抜けた反応が返ってくる人々がいた。
海を越え日本へ渡ってきた外国の人々だ。
アメリカ人にイギリス人、ドイツ、オーストラリア、フランス、イタリア、メキシコ、韓国、香港、インドネシア、タイ、イラン、インド、ネパールなど…記憶にある外国人だけでもこんなにいる。
改めて日本って(特に東京)国際都市なんだなと関心しながら、?マークがよぎった。

何かが違う?
ものすごく正直に、楽しんでいることをカラダ全体で表現し、
端から楽しむのではなく、自ら楽しもうとするエネルギーを感じる。
彼らは、周りなんか気にしない。
楽しければ、楽しいと表現し、それをアピールする。
恥ずかしがり屋の日本の若者の反応とは大違いだった。

なんなのだろうかこの違いは? 日本人気質の問題だけなのか?

ポールは今も答えが出ずに困惑している。
ポールが面白かったとか面白くなかったとかはどうでもいい。
日本に生まれ日本に育ち日本で生きていこうとする私にとってこの違いは衝撃的だった。

あきらかに心と体が……

若者の聖地渋谷、日本を代表するヤングジェネレーションの街で
世界とこうまでハッキリと違いがでるものなのかと。
路上で掲げていたテーマが重かったせいもあるとは思うが
日本の若者たちの元気のなさが目立つ結果となった。残念だが…

素敵な日本の未来のためにあえて臭いことを言わせてもらう。
これからの時代は、これからの日本はお前たちの時代だ。
世界に誇る日本の未来はお前たちで築いていかなければならない。
古い考えを持ったおっさんのいうこととか全く無視していい。
今までの常識もいつの間にか次の常識に変わる。

今よりもっと情報も発達し、もっと便利になり、機械化が進み、
ありえないモノやありえない出来事も出てくるだろう。
その新しい時代か来てその環境の中で臨機応変に対応していかなければならない。
おっさんたちは携帯電話の機能だけでもうついていけないのだから(私も含めて)。

Dear日本の若者へ
ヤバイぞ!このままでは中国に抜かされるぞ!
この前ポールいってきたけどヤバイぞ彼らのテンション!
そしてヤバイぞ! すぐ終わると思っていた韓流ブームが勢いを増してるぞ!
この前韓国いって来たけどヤバイぞあそこのキムチ!
マジうまかったぞ!
ヤバイぞ! まじヤバイぞ日本! このままでは中国→韓国→日本の順になってしまうぞ!

さてどうする?

誰が日本を守るんだい?

それはお前らやろ?

正直になろう。もっと自分に正直になろう。
いつ変わるかもしれない今の常識や価値観になんて捕らわれることなく表現しよう。
可能性を求めよう。自分でいこう。周りなんて気にするな。
お金なんて意識するな。そんなもん後から付いてくる。

もっと元気マウンテンでいこう。
                                April 1st 登天ポール

世界に誇る大都市東京。
路上から見えたこの国の未来はまるでウルトラマンのように危険信号が点滅しているように見えた。

続く…Next WeeK 「路上から見えたエネルギーの連鎖」

2007年04月09日

路上から見えたエネルギーの連鎖

人と人が繋がり合うのは不思議なものだ。
中でも全くの知らなかった人たちと繋がり合う瞬間は生きている醍醐味を感じさせる。
路上で繋がった人たちとは、何か懐かしい感覚を覚えた。
ちょうど今新学期なので初めて友達ができた思い出から書いてみる。

中学生から高校生になって初めてのクラス。友達もいない。
意味もなく一人で廊下に出てみたりして落ち着きがない。
まだそんなに興味もない新教科書を興味新々っぽく広げてみたりしていると笑い声が聞こえて来た。
ちらっと見る。
既に2、3人のグループができていて楽しく話合っていた。
「ジーザス!? もうあそこ友達できてるやん」
焦る。こんどは周りを見る。
また向こうで3人で話し合っているグループがいる。
「ヤバい、このままだと最後までアローンになるぞ!」
もう一度周りを見渡す。すると同じように一人で教科書を広げている奴がいる。
「だぶんあいつ俺と一緒やな」
話しかけたい。でも何て言ったらいいのか分からない。それよりも断られたらどうしよう。
勇気出して話しかけるか? マイワールドにひたるか? ボクは勇気を出し前者の選択を選んだ。

「初めまして、登天ポールっていいます。宜しく♪」

するととっても驚いた顔の後、とびきりの笑顔で

「濱口です。こちらこそ宜しく♪」の言葉。

そう、今でも忘れない。
初めて友達ができた喜び。
初めて繋がり合えた喜び。
あの喜び、あの瞬間。
押さえつけられていた風船たちが一気に空へ弾け飛ぶように二人はしゃべり続けた。
あれから15年、今でも彼とは大切なdearフレンドでいる。
路上から見えた繋がりは、そんなあのときの喜びに似た感覚でとても懐かしくもあった。

これに似た繋がりは旅先でも同じだ。
旅先での旅館の女将であったり、海外旅行へ行って世話してくれた現地のおっさんであったり、新しい人との繋がりは旅の醍醐味とも言える。
大学時代、いろんな国へ海外旅行をした。
バリ、スリランカ、フィリピン、メキシコ、アメリカ、韓国、中国etc.
いろんな人種と繋がり合った。地球は一つなんだ。
人類皆兄弟なんだと何も分かってない無知な学生ながら感じたことだった。
通じ合う喜び。あきらかにこの気持ちが毎週路上へ出て歌う原動力となっていた。
一人と共鳴できると、一人友達が増えた感覚になり喜びが増し、
もう一人できるとさらにテンションアップする。
集まったら集まった人の数だけテンションアップにつながり、そこはもう喜びマウンテン。
自分でもまだ見ぬ領域に突入するといった感じ(笑)。

路上から見えたエネルギーの連鎖は、自分の気持ちに正直になることから始まる。
それは、人と人とが繋がるシステムの源なんだと感じた路上だった。
つづく・・・

Next WeeK 「路上から見えた人と天候との関係」

2007年04月16日

路上から見えた人と天候の関係

人と天候の関係…自分でつけたタイトルながら、あらためて見ると地味だな〜。
晴れた日はハッピーだし、雨の日はブルーだし、ってことなんだけど(笑)。
まぁ、路上ライブをやってみて、「天候具合で明らかな反応の違いを味わった」
ということを書いてみようと思う。

路上キャンペーンがファイナルを迎えて、早や2週間が過ぎようとしている。
もう春なんだと実感し、暖かいことは何よりもハッピーだと感じる今日この頃だ。
路上から見続けた秋の渋谷、冬の渋谷、春の渋谷は、行きかう人々の雰囲気もめまぐるしく変わった。
中でも、ある曇った日の宮下公園、真冬の寒波ニーデイズはとても厳しいものだった。
気温は5度までダウンし、マフラーがめくり上がるくらいの突風が頬を刺す。
歌い始めて一時間弱、まだ夕方4時というのに太陽は沈みはじめ、
人々の歩くスピードもあきらかに早い。
明治通り沿いの公園は単に目的地へ急ぐための通り道にしか過ぎなかったわけだ。
毎回応援してくれてる浮浪者だけがこっちを見ていたが、どれだけ叫んでも…

人々の心まで届かない。

同じ曜日、同じ時間、同じ場所、同じ歌、同じパフォーマンス…

先週と何が違うというのか…


このとき僕は初めて思い知らされた。
天候がこんなに人々を左右するものなのだと。
全く違う表情を見せるということを。
毎回、同じパフォーマンスしていたのでは立ち止まってはくれない。
その状況にあわせパフォーマンスをしない限り、
みんなの足取りは北風とともにファーラウェイ。
かすかな記憶だけど、周りを暖めるキャンプファイヤーになればいいんだとひらめき、
ファイヤーっぽい動きをしてみたことを覚えている。
数名立ち止まってくれたが、一曲終わるとすぐファーラウェイという繰り返しだった。

一方3月の初春、雲一つない快晴に恵まれた路上はすごかった。
気温は今年初めて20度をアップした。
何かを求めようとする人々の目がサンシャインのごとく輝き、歌う前から人が集まった。
まだ、歌ってないのにもかかわらず何故かCDを買ってくれる人もいた。(外国人だったが…)
ウォーミングアップマウンテンなのに、若手芸人のようなオーバーリアクションで笑ってくれた。

まだ、真冬の渋谷の景色や人々のことを、懐かしいくらいにフラッシュバックし鮮明に映し出す。


思えば自分も天候によって思いっきり左右されてるコトに気づく。
みんなもそうだと思うが、特に雨の日はdislike。
理由は3つ。
①傘が必要
②マンホールが怖い
③クセ毛がふにゃふにゃになる

①すぐ忘れる。今まで20本以上は置き忘れている。
まさにリーブ21状態。
それとは逆に「わっ、傘忘れた~」と思ったら右手で持っていたりする。

②ある曲がり角での出来事。僕は、小降りのなか、原付で家路を急いでいた。
時速60キロでカーブに差し掛かった瞬間、マンホール君が見えてきた。
ヤバイと思いつつも勢いは絶やさず、ノリで乗り超えようとした瞬間、
後輪がツルンと横に滑り地面へダイブ。
幸いヘッドスライディングぎみな受身をとってなんとか軽症で済んだが、
バイクのミラーがなくなってぼろぼろタイムに。
雨の日のマンホールの存在を忘れていた。もっとツルンを意識しなければならない。

③ハイスクールの頃、調子に乗ってパーマを当てた次の日の出来事。
体育の授業中ちょうど雨が降ってきた。
もちろん全員ずぶ濡れになり、せっかく一時間もかけてセットしてきた
僕の髪の毛がクリンクリンに。
授業後、慌てて鏡で見た自分の髪型が、
なんと奈良の大仏チックになり即効早退したのを覚えている。


てな理由で雨は好きにはなれない。

幸い路上ライブは機材の関係上雨天中止だけど、許されるのであれば一度チャレンジしたいと思う。
雨の中でも人々を立ち止まらせ楽しませることができればこれ以上嬉しいことはない。
天候に左右されることのない真のパフォーマーを目指して、まだまだレベルアップの日々は続く…

Next WeeK 「路上パフォーマーたちの縄張り争い~原宿竹の子族VS登天ポール~」

2007年04月23日

路上パフォーマーの聖地 代々木公園 

東京代々木公園、NHK前広場。そこは路上パフォーマーたちの聖地。
春夏秋冬、全国からさまざまなパフォーマーが終結する。
日曜日となると屋台のように並びだし、所狭しと両脇を埋め尽くす。

今週は初めて代々木公園でマウンテンソングをSINGしたあの日のSUNDAYを振り返ってみる。

少し肌寒くなった10月のオータム。
その頃の僕は日本の若者に元気マウンテンになってもらおうと
「ニート撲滅、引きこもり反対」キャンペーンを展開していた。
スロースターターな僕は午後にウェイクアップ。
「よし、今日も元気マウンテンで行くぜ~い!!」とバイクにまたがり
レインボーパンツをなびかせながらいつもの井の頭通りをランランRUN~♪
赤信号でとなりの車のあんちゃんたちがこっちを見ていたので、思わずマウンテンコンボを入れる。
意味分からず笑っている彼らにGOODサインをして秋空の下、代々木公園を目指した。

午後2時前に着いた僕は入念にマウンテンポーズを取り今日の調子をチェックする。
すぐに合流した☆さんから一言。

「場所がないよ。」

えっ? どういうこと?? すぐに代々木公園内を歩き始めた。

「こここんなにいんの??」

既にNHK前ストリートは両脇を交互に引き語りのミュージシャンやバンドマン、
ダンサーたちや大道芸人たちでa lot of埋め尽くされていた。
太陽が顔をだす今日なんかはさらに場所がない。
空いている場所といえば通路の入り口付近だったりイカツイ屋台のおっさんがいる前あたり。
仕方なく他の場所を探すことに。

どれくらい探したのだろう。
もう時計の針は午後3時を回っていた。
荷物を背負ってた僕たちはさすがに疲れ、明治神宮の入り口付近のベンチで腰を下ろした。
額には大粒の汗がシャイニング。そしてため息タイム…

「どうする? 今日やめる?」

ついにNGワードが飛び出した。
心揺れ動く中、半分仕方ないかなと思って目の前でダンシングする
ロカビリーの人々を眺めていた。そしたらふと思った。

「ここでできるじゃん! めちゃ広いじゃん! 最高の場所じゃん!!」

じゃんじゃんじゃ~ん♪ のリズムに任せて即セッティングOK。

「行け~マウンテンソン~グ♪ みんなでニート撲滅だ~!!」

今まで歌えなかった気持ちを秋風に乗せ一曲目からスパークSING。
ギャラリーも外国人の方からポツポツと集まり出し気づけばメニーピープルがアライバル。

「この調子で情熱マウンテンだ~!!」

3曲目を元気マウンテンで歌っていた時だろうか。
気にせずSINGでギャラリーに向かって♪みんなで回転マウンテ~~ン♪
とマウンテンポーズをしながら回転をする。回転が終わり正面に向いた瞬間だった。

「おい、止めろ。」

どすの利いた重低音サウンドがマウンテンソングを切り裂いた。
そこには革パン革ジャンでブラックサングラをつけたリーゼントMANが立っていた。すぐさま曲を止めた。

「お前、総長の許可を取ってるのか?」

ソソソソ総長~??ってダダダダ誰? 慌てて☆さんが割って入る。
話を聞くとここは歴史ある場所らしい…

リーゼントMANは80年頃に竹の子族に続いて登場したロックンローラー族の生き残り!? 
25年以上も毎週日曜にここで踊っているらしい。
凄すぎる!!そんなサンクチュアリスポットだとは知らず入り込み、マウンテンをしまくっていた。


どれくらいの時間がスルーしたのだろうか。すっかり私たちは竹の子族の魅力にハマッていた。

「てなことで、ここでは勘弁してくれ。君たちを許すとみんな許さなくてはならなくなる。
一度総長にもあいさつしてみてもいいが、だぶん言うことは一緒だと思うよ。」

僕達はリー即納得し、最後に総長へあいさつをしに言った。
もちろん許可をもらうため。
But,その日総長はいなく本当に会いたかったら来週来てくれという。
私達は宜しくマウンテンと言ってその場を去った。

       …いや~~冷汗マウンテンww…

今考えてみるとよくあんなところでSING&DANCEしたなぁ~と思う。
ホント無知 IS ストロング.(反省)

路上パフォーマーの聖地、渋谷代々木公園。
今もなお全国から集まった自慢のパフォーマーが芸を磨いている。
そこは日本史上最も歴史のある場所であり、最もレベルの高いパフォーマーが集う場所である。

NEXT WeeK 「路上マウンテン 全国へ…」